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たった1つの質問で変わる!新人部下への最適な指導方法を紹介

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(注意※この記事は私の個人的見解が強く含まれております。)

会社員となって数年仕事をしていると毎年ため息交じりに聞こえてくる言葉がある。

「うちに配属された新人、全然ダメで…全然仕事できなくて…」と。

 

 それを耳にする度に私はとても不快な気持ちになるのですが、このように小言愚痴を垂れている上司の下に着く社員が本当に気の毒でなりません…。「できない新人」と思い込まれた場合、その上司だけでなくその周りの社員から得られるものは極端に少なくなります。

 

 新人は扱われ方も悪くなり、この会社に居たくない程に負の感情を強く持ってしまうでしょう。新人がどれだけ不安な思いでOJTや業務に挑んでいるのかをまず前提として、指導方法を考える必要があるのではないでしょうか。

 

 今思い返すと、新人の時なんであんな行動をとったんだろうとか、なんでこう考えられなかったんだろうとか、恥ずかしくなるほどできていなかった自分を思い返せることができます。つまり新人は基本仕事できないのだよ。わざわざ社内で新人の愚痴を零すでない!

 

上司の在り方

 これは完全なる私の持論ですが、「部下が仕事で失敗ばかりするor成長が遅いのは自分にも問題がある」と捉えるべきです(もちろん全てではありませんが)

 

 私はまだまだ4年目の若手の身ですが、新人指導のチューターを持ったり、部下を持つことも最近は多くなりました。思いのほか指導は奥が深く、難しいことであると感じ日々勉強中の身ですが、だからこそ部下がうまくいかないのは自分の指導に問題があると当然のように感じます。

 

 やる気のない新人もたまにはいますが、そういった新人も指導しなきゃいけないのも上司の務め。自分の考えや経験を一方的に伝えこんで指導した気になるのはちっと違うと思うんです。

 

私は新人にこう指導する!

 私が上司からヒッソリと受け継いだ、指導する際に一番大切だと思っていることは、部下が自ら考えて行動するようにマネジメントするための、「質問方法」です。その人の仕事に対するやる気や潜在能力を引き出すためには私はこの方法が肝・重要ではないかと思っています。

新人が自ら考えて行動に移せるような質問をする

 そもそも事前にリスク要因を教えておくのは当たり前ですが、例えば、「新人・部下のミスを発見してしまった」場合。色々な方法があると思いますが、一番新人にとってマイナスになる対応は、

「どうしてこうしたの?」

「なぜミスが起こってしまったかわかる?」

と問いただすことです。一見、部下に自ら考えさせ、対処方法を委ねているように見えますが、「なぜ」や「どうして」と聞いたときに決まって出てくるのは言い訳だけなんですよ。むしろ尋問のように聞こえ、ただ怯えを感じさせるだけ。あと聞いているほうも言い訳が聞こえたらイラッとしませんか?

 「あ~、事前に伝えられなくてごめん…ちなみにこれ、どうすれば良かったと思う?」というように、「どうすれば」に重視して質問すれば自ずと考えて答えを出してくれます。それでディスカッションやコミュニケーションも取れますし、上司として新たな見解が発見できることもあります。そうやって新人は会社でのディスカッション方法を学んでいけると思うし、自分の考えも発現しやすくなる。なにより仕事が充実すると思うんです。

 自分で考えたことは記憶にも残りやすく、自発的に行動する習性が人にはあるそうです。自ら考えられる能力を自然と身に着けていくと、その人の業務レベルややる気は格段にアップします。

新人の考え出した答えを批判しないことも重要!

 新人が導き出した答えに対してむやみにツッコんだり否定したりしないことも大事だと思っています。私が研修生の頃、自分なりに考えて答えた見解を即答で「ダメ。」と言い放たれた時、ハァ~(゜-゜)?と思ったのを覚えています。笑

 

 イラッとくるぐらいならまだ良いかもしれませんが、それが積み重なると自分の答えや考えを言い出せない人になってしまうと思います。自分の考えをしっかりと言い合えるチームや組織は進展速度や業務レベルの濃さが段違いですし、悪いことではないと思うのですが、どうでしょう。

 

まとめ

 以上が私が大切と感じていることです。私もまだまだ勉強中の身であるため、色々と試行錯誤している状況でございます…別に新人を過保護しているわけでもなく、新人期間という繊細な時期だからこそ接し方や考えさせ方は気を遣うべきだと思っています。最近あまりにも仕事で体調を崩す人が多いので…特に新人。現時点での自分の考えを記しておきたかった所存です。

 

 少しでも多くの人が良い社会人ライフを送れますように…