社内ニートとは?【社内ニートに陥ってしまう3つの原因と対策!】
「社内ニート」というワードを皆さんご存知でしょうか。
日々SNS等でブラック企業の実態で騒がれており、多忙を極めていると思われる日本でも「社内ニート」と呼ばれる方は実在しているのも現状です。
今回の記事では、私の実体験をもとに「社内ニート」に関して説明していきながら、「社内ニート」に陥ってしまう原因や対策を語っていきます!
社内ニートとは?
社内ニート(しゃないニート)とは、労働者であるためニートではないが、仕事がないため社内でほとんど働いていない労働者のことである。(Wiki引用)
う~ん、労働者なのに働いていないという矛盾。実は最近、若手に多くなっているのがこの社内ニートです。要は給料をもらっているため会社には来ないといけないが、来ても仕事がないんでやることがないわけですね。
私の実際にあった一日
9:00 出社
9:05 メール確認
9:10~18:00 仕事をしていない時間
18:00 退社
・・・あれ?でもそれって最高じゃない?
社内ニートって最高?
私が実際に「社内ニート」をして感じた結論は、
「最高ではないが最悪でもない」
でした。
まず、最高なわけがありませんでした。
考えてもみてください。まだまだ若手で社会人生活これから!というときに仕事もなくただ不毛な毎日を過ごさなければならないということほどやる気が削がれる事はありません。「将来の自分を決定するのが若手時代の経験」です。今は楽でも、同期との差はどんどん離れていき、後々昇格できない、昇給できない等、厄介なことに繋がりかねない。
ですが、最悪というわけでもありません。
幸い私の会社では社員一人一人がわりと自由に行動できたため、インターネットでの調べものや勉強等、働かずしもスキルアップのための勉強ができたからです。その時間を使って「本当にやりたい仕事」や「自分にあった仕事」を探すこともできました。
但し、会社によっては、自由がきかない会社もあると思います。その場合の「社内ニート」は本当に苦痛です。だって牢獄と変わらないじゃないですか。永遠の8時間のように感じてしまうはず。
でも、なぜ「社内ニート」という状態になってしまうのでしょうか。ニート状態を脱却するためにはその原因を調べる必要があります。
社内ニートになる原因とは?
暇な部署であるため(暇な部署に回されてしまったため)
本来仕事がないこと自体がおかしなことですが、中小企業や受託企業の場合は暇な部署が存在する印象です。この場合、他部署からの需要が少ない部署であることが原因と考えられます。もしあなたがそのような部署に回されてしまったのであれば、あなたは会社からあまり求められていないという表れでもあるのではないでしょうか。
この状況にいる方で、不毛な日常に辟易とされている方は、素直に部署異動、転職を考え始めるべきです。これは当然の考えですが、イマイチ行動に移せない方もいるのではないでしょうか。
部署全体が暇(需要が少ない)ということは上司に仕事を求めても状況はあまり変わらないでしょう。身の置き場所を変えるという決意が必要です。
単に忙しさの波がある仕事
私がこの状況です。
任されていた業務が終了し、次の業務が来るまでの間一時的に業務がない(少ない)期間が発生しているだけです。
この場合、特に環境の変化は必要ないでしょう。次の業務が発生するまで有給消化に努めて旅行に行ったり、調べものをしたり、転職先を考えるのにいい時期だと思います。それでも会社にいて暇な時間があるというのはつらいものです…
上司から仕事を回されなくなってしまった
自らのスキルアップが必要であると素直に認めましょう。
自分から仕事をもらいに行く努力、学ぶ意欲を見せつけなければ上司から仕事は降ってきません。適当に過ごしている人に積極的に仕事を頼むでしょうか。
「仕事なんて会社にいる以上皆平等に仕事が割り振られるはず」と思っていましたが、自分が上の立場になった今、そんなことはありませんでした。やる気がない社員に仕事を渡してミスをされても、その修正が手間になりますし、教える気力を削がれ、時間を割くことができません。
そもそも仕事をしたくないという気持ちは百も承知。まずは自己啓発本を読んでみることをおススメします。意識の方向性や仕事への考え方について、自分で自分を洗脳してみるのも一つです。
まとめ:社内ニートに陥らないための対策
上記の原因を事前把握したうえで、その道をたどらないようにリスク回避することが重要です。そのためにはまずは「自分で考えて行動する」という自己成長を。自己啓発本を読んで仕事に対する考え方や感じ方、行動を見直していくのはどうでしょうか。
仕事に対する考えが変われば仕事を呼び込むスキルがどんどんついてくるはずです。社内ニート脱却に向けて、頑張っていきましょう!